2015年5月5日火曜日

静脈瘤を治療してみました。

久々のエントリーですが、これは特に宣伝もシェアもするつもりが無く、ひっそりと備忘録的に。

実は同じ悩みを持っていて、なんと無くどうしようかなぁって考えている人が、もし検索した時の参考になればと思います。

私は三人の子の母親なのですが、最初の妊娠時に、足の静脈の弁が壊れてしまったらしく、静脈瘤が出来てしまいました。静脈瘤ってのは女性がよくなる病気、、というか症状で、静脈の所々にある「弁」が壊れてしまって、古い血液が上手く心臓に戻ら無くて、足がボコボコと醜くなってしまう症状です。

最初は、小さいボコボコだったのですが、これって一度なってしまうと自然に治る事は無く、最初は気にしてなかったけれど、何回か出産を重ねるうちに、かなり「目立って」来てしまいました。
もう「生足」を出す年齢でも無いんで、ずっとパンツスタイルで誤魔化して来たのですが、徐々に「熱」を持つようになって、少しでも「圧」のかかるストッキングを履いたりすると、物凄く痒くなって、夏場はかなり大変でした。

最初に気づいた時に、ネットで色々検索したのですが、「血管を取り除く手術しか完治の方法は無い。」って書かれていて、かなり二の足を踏みました。
まぁ、足を出さなきゃ良い話しでもあるので。そのままなし崩し。。

でも、毎夏痒くなるのやら、本当に「醜い足」を見るのも悲しくなるのと、医療関係の友人が
「瘤って名がつくのは放置しない方がいいよ。」
 って言ってくれたのをキッカケに、今年の初めに診察の予約をとりました。

私がお世話になったクリニックはこちら。

湘南メディカルクリニック

日帰り手術も可能だし、保険適用も可でした。

大きな流れとしては
「診察」→「手術前検査」→「日帰り手術」→「翌日検診」→一ヶ月の圧迫ストッキング着用→「術後一ヶ月検査」
という感じ。実際は三回の通院だけで済んでしまいました。

私の場合、両足に静脈瘤が出ていたので、両方を「血管をレーザーで焼き塞ぐ」手技でした。新しく入ったレーザーが保険適用だったのがラッキーでそれまでは自費治療機械と同じスペックで、保険適用の手術が出来ました。(費用は8万程度を自己負担)

全身麻酔では無いのですが、半分意識が残った状態の「局所麻酔的」でもぼーっとする感じの麻酔で、カテーテルを二ヶ所から入れて、徐々にそれを後退させて血管から抜きながら「道を閉鎖」していくというイメージと思って頂ければ。

面白いのが、血管は塞いでしまったら、そのうち体の中で「別のバイパス」を作るそうですね。そのままにしていいもんかと思ったのですが

「ろくに排水しない排水管に、汚水が溜まった状態を放置してるのが、この症状だから、埋めて使え無くしてしまう方がよっぽどいい。」

のだそうです。この先生の説明に酷く納得してしまいました。

一ヶ月の圧迫ストッキング着用が、夏場だと辛いかもしれないので、治療は冬場がオススメです。

最後に、術前術後の写真を。(恥ずかしいですが)
足の前面にまだ静脈瘤が残っていますが、これも一年程度で無くなるそうです。後ろのふくらはぎは、だいぶ綺麗になりました。

もし、悩んでいて治療を考えている方にはおすすめです。
術前(左足向こう脛)一番大きくて目立つ

術前(右足ふくらはぎ)酷い時はもっとボコボコ

術後2ヶ月(左足向こう脛)少し残っているもののかなり減りました

術後2ヶ月 (右足ふくらはぎ)殆ど消えてます

2015年2月1日日曜日

ジャーナリスト後藤健二さんを偲んで

ずっと経緯を固唾をのむ思いで見守って来たけれど、最も悲しく最悪の結果になってしまった。
怒りもあるし、情けなさもある、 僅かながら自分で出来る事は無いかと自問自答もしているけれど、今日はプロとして生きた後藤さんに最大の敬意を示したいと思う。
あちこちに流れている彼の写真の中で、一番素敵な笑顔だと思った写真を元に、、、。彼の撮ったシリアの子ども達の写真も胸をうちます。何も信じられないと思いたくなる時に、少しでも写真の持つ力を信じたくなる一枚です。
心からのご冥福を祈って。