2011年は大変な年だった、、、と、きっと誰もが書くだろう。
- 東日本大震災
- 原発事故
- 超円高
- タイ洪水
- ギリシャ危機
- ビンラディン殺害
- アラブの春
- ジョブスの死
- 金正日の死
「あの年は大変な年だった」
と思うのではなかろうか。
震災当時、職場の机の下にもぐりながら(それまでは、多少揺れても、もぐった事は無かった)
「ああ、ひょっとしてこのまま建物に押しつぶされるのかな。これがこの世で見る最後の風景かな。」
と思っていた。つまらないスチールの袖机の側面で、何と殺風景な。。。と思った。たぶん、その少し前に起きたニュージーランドの地震が影響している。
結局、建物の倒壊被害よりも津波の被害が大きかったのは周知の通り。何だかんだと、日本の「耐震/耐火」設計のレベルは高いなと思った。職場で「耐震、耐震ってうるせーな。」と内心思っていた防災指導も功を奏した。妹は外資系企業に勤めているが、バインダーが全てウォールキャビネから降り落ちて来て怖かったと言う、キャビネに扉なんぞ(しかも耐震ロック機構付きで)付ける発想そのものが無いらしい。
今振り返ると、あの瞬間から、少しづつ自分の中で何か変化してきたように思える。
人生はいつ何時どうなるか判らない。ありきたりだけれど「今を生きなければ。」と思う。
考えたくは無いが、残念ながら突然人生を終えねばならない事態は、誰にでも起こりうる、、そんな事実をドンと突きつけられたのかも知れない。(メメントモリ)
これまで面倒だと思っていた、家の不用品をどんどん捨て始めたし、以前よりも「物事」の本質を少しでも掴めたら、、と及ばずながら、調べ、考える、努力をしようと思っている。
「いつかやれる、いつかやろう。」
と先延ばしにしてしまって、ある時とても後悔するかも知れない、、。
とは言うものの、人生は限られているし、人の持ち時間もバラバラだ。どう配分するかはその人の「生き様」そのもので、持ち時間の使い方を真剣に判断しなくちゃなと思う。
30代は子育て一色だった。それは仕方無い。それだけ時間と気力と労力を要する事業だったと思うし、今でもそれは続いている。さて、その後の40代、50代をどう過ごすか、、結構重要なポイントだと思う。
何だか、もっともらしい事しか結局書けなかったけれど。。来年はどんな年になるのか、、ともあれ、皆様よいお年を!
さて、ふんばって今年最後のご奉公。
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